【VTLまる分かり】コロナ渦にシンガポールからスペインに行ってみた!

シンガポール生活

シンガポールから海外旅行に行ける時がついにきました!!

Vaccinated Travel Lanes (VTL)という、ワクチン接種した人は隔離なしで旅行ができる仕組みを利用。

必要書類を調べたり、準備するのがなかなか大変そうでしたが、それでもシンガポールから脱出したい!2年ぶりの海外旅行を実現したい!ということで、がんばって調べて無事にスペインへ行き、帰国することができました。

同じようにVTLでの旅行を考えている方、自分の備忘録としてまとめておきたいと思います!

※状況は頻繁に変更するので、最新情報は外務省や保健省、航空会社のウェブサイトで調べてください。記載の情報はあくまでも2021年11月の私の体験記で、渡航を保証するものではありません。

必要事項・事前準備まとめ

こちらが必要書類のまとめ!

  1. ワクチン証明書の取得
  2. スペイン入国48時間前に健康申告をしてQRコードを取得
  3. スペイン出国2日前ART検査の予約(途中で48時間前→2日前に変更に)
  4. VTLパスの申請(シンガポール入国の3~30日前)
  5. シンガポール入国3日前にヘルスデクラレーションを申請
  6. シンガポール到着時用にPCR検査予約

2.のスペイン入国時のQRコード、5.ヘルスデクラレーション、6.PCR検査はその場で空港でもできますが、事前にやっておいた方がスムーズ。

シンガポール出国〜スペイン入国

1. ワクチン接種証明書

まずワクチン証明書が必要です。Notariseのサイトから発行しましょう。

”Vaccination certificate” をクリック。そうすると、Singpassへログインするように誘導されます。Singapssを普段使っていない方が多いと思うので、ログインに戸惑うかもしれませんが、ゆっくりやりましょう。

ログインできたら、メールアドレスを入力し、認証コードを入力。証明書を発行したい人を選択できるので選んで、パスポート番号を入力。これで完了です。

先ほど入力したメールアドレスに証明書が送られてきます。同時に、モバイルのSingpassからも通知が来て、証明書が見れるようになりました。

印刷しておくとチェックインカウンターですぐに見せられるのでスムーズです!

2. スペイン入国48時間前に健康申告をしてQRコードを取得

スペインのトラベルヘルスのサイトから健康申告をします。

1人の場合は「Individual FCS Form」、家族の場合は「Family/Group FCS Form」を選択。

ただ、入力するだけで簡単。名前、パスポート番号、フライト番号、到着日、メールアドレスを入力する。メールアドレスにセキュリティ番号が届くので、それを入力します。

さらに情報を入力します。フライト情報や滞在先の情報などをどんどん入力。

すべて入力すると、QRコードのついているPDF添付のメールが届きます。これを、スペイン入国後にブースで提示しました。

忘れてしまっても大丈夫。機内で用紙が配られ、QRコードを持っていない人はこの用紙を提示しているようでした。

さて、スペインの入国に際しては準備はこれだけでOKです。

PCR検査は必要ないの?と何度も確認をし、最終的には出発2日前にエアラインへ確認をしたところ、必要はないということでした。これだけのようです。なんだかとってもあっさり。

ただ、エアラインの人もすべてを把握しているわけではないようで、最初は必要だと言われたり、情報が錯綜している模様。

チャンギ空港でのチェックインでも、PCR結果を提示しろと言われました。が、必要ないです、と言ったところ、ワクチン証明書を見せてください、と言われ無事に飛行機に乗れました。

シンガポール→スペインの機内はあまり混んでいなく、1人1列使えるような状況でした。

イタリア・ミラノ経由でしたが、半分以上の人がミラノで降りたと思います。バルセロナへ行く人たちは飛行機を降りることなく、そのまま1時間ほど機内で待機でした。ミラノで搭乗してくる人はほぼいなく、ガラガラの飛行機のまま出発。

晴れてコロナフリーの世界、スペインへ降り立ちました!!

スペイン出国〜シンガポールへの入国

シンガポールへの帰国も簡単です!

VTLパスをきちんと申請していて、VTLフライトにちゃんと乗ることを忘れないでください。

3. スペイン出国2日前ART検査の予約

シンガポール出発の2日前に、PCR検査またはART検査を受ける必要があります。旅行前にART検査でもOKとなったので、値段が安いART検査を受けました。

また、「出発の48時間前」だったのが旅行中に「出発の2日前」という記載に変更になっていました。11月3日に検査を受けた場合は、11月5日の23:59まで有効とのこと。

以下を満たす陰性証明書があれば問題ありません。認定された病院がよく分かりませんでしたが、必要事項の書いてある陰性証明書があれば大丈夫そうでした。(SQのサイトには、検査結果にQRコードがあった方がいい、とありましたが、必要なさそうでした)

出発国・地域の国際的に認定・承認された研究所・診療所・医療機関で検査を受ける必要あり

英語で書かれていること(または英語の翻訳が添付されていること)、以下の記載がある検査結果を入手する

  • 旅行者の氏名
  • 生年月日またはパスポート番号または国のID番号
  • 検査内容
  • 検査を受けた日付

Googleで検索しても病院はたくさん出てきます。私はホテルの人に近くの検査所を教えてもらい、そこで検査しました。PCR検査専門のところのようなので、おそらく大丈夫だろうと信じて…。

4. VTLパスの申請(シンガポール入国の3~30日前)

シンガポールのSafe Travelサイトから申請します。

名前とメールアドレスを入力すると、メールアドレスにワンタイムパスワードが送られてくるので、番号を入力します。

行き先と、シンガポールに帰ってくる日付を選択。その後、名前、FIN番号、保有パスの情報、パスポート情報、誕生日、電話番号、メールアドレスを入力。隔離先を入力する箇所もありますが、自宅を入力しておけば大丈夫です。

すべて入力が完了すると、メールでVaccinated Travel Passが添付されてきます。

1日に入国できる人数が限られているようなので、フライトを予約したら早めに申請するようにしましょう!

5. シンガポール入国3日前にヘルスデクラレーションを申請

こちらのサイトから3日前〜当日に申請します。チャンギ空港についてからの申請も可能ですが、事前にやっておくとシンガポールへの入国がスムーズです。

FIN番号、シンガポール到着日を入力し、メールアドレス、電話番号、シンガポールでの滞在場所、あとはコロナに関する申告をします。

最後に、デジタルワクチン接種証明書のQRコードを添付するように書いてあるのですが、VTLの人は関係ないので「N/A」を選べば大丈夫です。

すべての入力が完了したら、メールが送られてきます。申請内容が変わったらその都度変更するよう記載があります。このメールをイミグレーションで見せてください、と書いてありますが、自動ゲートで普通に入国できたので、特に何も提示は求められませんでした。

申請を忘れてても、到着時その場で入力すれば問題はないです。

6. シンガポール到着時のPCR検査予約

シンガポールトラベルコンシェルジュから、チャンギ空港に到着した際のPCR検査を予約できます。

ここには、シンガポールへの入国に必要なチェックリスト”Safe Travel Checklist”がまとめてあります。

トラベルコンシェルジュ マイページより
トラベルコンシェルジュ マイページより
トラベルコンシェルジュ マイページより

到着時PCR検査が$160から$125ドルへ値下げされました!そのままフォームにしたがって入力を進めます。そのまま支払いまでできました!

トラベルコンシェルジュ マイページより
トラベルコンシェルジュ マイページより

チャンギ空港でCOVID-19 PCR検査を受けるには、このQRコードを提示すればOKです。”Save as Image”を押すと画面全体のスクリーンショットを保存できます。

最後に(参考サイトなど)

長くなりましたが、以上でVTLでのスペイン旅行の完璧です!

調べている時は大変でしたが、一度経験してしまえば、次はどこを確認したら良いか、何を気をつけたら良いかも分かるのでとても良い経験でした〜。

終わってみると意外とあっさりスペイン入国・シンガポール帰国できたので安心しました。また来年VTLで旅行したいと思います!

以下参考サイトです。

みなさんもぜひコロナフリーのスペインへ〜。

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