シンガポールから海外旅行に行ける時がついにきました!!
Vaccinated Travel Lanes (VTL)という、ワクチン接種した人は隔離なしで旅行ができる仕組みを利用。
必要書類を調べたり、準備するのがなかなか大変そうでしたが、それでもシンガポールから脱出したい!2年ぶりの海外旅行を実現したい!ということで、がんばって調べて無事にスペインへ行き、帰国することができました。
同じようにVTLでの旅行を考えている方、自分の備忘録としてまとめておきたいと思います!
必要事項・事前準備まとめ
こちらが必要書類のまとめ!
- ワクチン証明書の取得
- スペイン入国48時間前に健康申告をしてQRコードを取得
- スペイン出国2日前ART検査の予約(途中で48時間前→2日前に変更に)
- VTLパスの申請(シンガポール入国の3~30日前)
- シンガポール入国3日前にヘルスデクラレーションを申請
- シンガポール到着時用にPCR検査予約
2.のスペイン入国時のQRコード、5.ヘルスデクラレーション、6.PCR検査はその場で空港でもできますが、事前にやっておいた方がスムーズ。
シンガポール出国〜スペイン入国
1. ワクチン接種証明書
まずワクチン証明書が必要です。Notariseのサイトから発行しましょう。
”Vaccination certificate” をクリック。そうすると、Singpassへログインするように誘導されます。Singapssを普段使っていない方が多いと思うので、ログインに戸惑うかもしれませんが、ゆっくりやりましょう。
ログインできたら、メールアドレスを入力し、認証コードを入力。証明書を発行したい人を選択できるので選んで、パスポート番号を入力。これで完了です。
先ほど入力したメールアドレスに証明書が送られてきます。同時に、モバイルのSingpassからも通知が来て、証明書が見れるようになりました。
印刷しておくとチェックインカウンターですぐに見せられるのでスムーズです!
2. スペイン入国48時間前に健康申告をしてQRコードを取得
スペインのトラベルヘルスのサイトから健康申告をします。
1人の場合は「Individual FCS Form」、家族の場合は「Family/Group FCS Form」を選択。
ただ、入力するだけで簡単。名前、パスポート番号、フライト番号、到着日、メールアドレスを入力する。メールアドレスにセキュリティ番号が届くので、それを入力します。
さらに情報を入力します。フライト情報や滞在先の情報などをどんどん入力。
すべて入力すると、QRコードのついているPDF添付のメールが届きます。これを、スペイン入国後にブースで提示しました。
忘れてしまっても大丈夫。機内で用紙が配られ、QRコードを持っていない人はこの用紙を提示しているようでした。
さて、スペインの入国に際しては準備はこれだけでOKです。
PCR検査は必要ないの?と何度も確認をし、最終的には出発2日前にエアラインへ確認をしたところ、必要はないということでした。これだけのようです。なんだかとってもあっさり。
ただ、エアラインの人もすべてを把握しているわけではないようで、最初は必要だと言われたり、情報が錯綜している模様。
チャンギ空港でのチェックインでも、PCR結果を提示しろと言われました。が、必要ないです、と言ったところ、ワクチン証明書を見せてください、と言われ無事に飛行機に乗れました。
シンガポール→スペインの機内はあまり混んでいなく、1人1列使えるような状況でした。
イタリア・ミラノ経由でしたが、半分以上の人がミラノで降りたと思います。バルセロナへ行く人たちは飛行機を降りることなく、そのまま1時間ほど機内で待機でした。ミラノで搭乗してくる人はほぼいなく、ガラガラの飛行機のまま出発。
晴れてコロナフリーの世界、スペインへ降り立ちました!!
スペイン出国〜シンガポールへの入国
シンガポールへの帰国も簡単です!
VTLパスをきちんと申請していて、VTLフライトにちゃんと乗ることを忘れないでください。
3. スペイン出国2日前ART検査の予約
シンガポール出発の2日前に、PCR検査またはART検査を受ける必要があります。旅行前にART検査でもOKとなったので、値段が安いART検査を受けました。
また、「出発の48時間前」だったのが旅行中に「出発の2日前」という記載に変更になっていました。11月3日に検査を受けた場合は、11月5日の23:59まで有効とのこと。
以下を満たす陰性証明書があれば問題ありません。認定された病院がよく分かりませんでしたが、必要事項の書いてある陰性証明書があれば大丈夫そうでした。(SQのサイトには、検査結果にQRコードがあった方がいい、とありましたが、必要なさそうでした)
出発国・地域の国際的に認定・承認された研究所・診療所・医療機関で検査を受ける必要あり
英語で書かれていること(または英語の翻訳が添付されていること)、以下の記載がある検査結果を入手する
- 旅行者の氏名
- 生年月日またはパスポート番号または国のID番号
- 検査内容
- 検査を受けた日付
Googleで検索しても病院はたくさん出てきます。私はホテルの人に近くの検査所を教えてもらい、そこで検査しました。PCR検査専門のところのようなので、おそらく大丈夫だろうと信じて…。
4. VTLパスの申請(シンガポール入国の3~30日前)
シンガポールのSafe Travelサイトから申請します。
名前とメールアドレスを入力すると、メールアドレスにワンタイムパスワードが送られてくるので、番号を入力します。
行き先と、シンガポールに帰ってくる日付を選択。その後、名前、FIN番号、保有パスの情報、パスポート情報、誕生日、電話番号、メールアドレスを入力。隔離先を入力する箇所もありますが、自宅を入力しておけば大丈夫です。
すべて入力が完了すると、メールでVaccinated Travel Passが添付されてきます。
1日に入国できる人数が限られているようなので、フライトを予約したら早めに申請するようにしましょう!
5. シンガポール入国3日前にヘルスデクラレーションを申請
こちらのサイトから3日前〜当日に申請します。チャンギ空港についてからの申請も可能ですが、事前にやっておくとシンガポールへの入国がスムーズです。
FIN番号、シンガポール到着日を入力し、メールアドレス、電話番号、シンガポールでの滞在場所、あとはコロナに関する申告をします。
最後に、デジタルワクチン接種証明書のQRコードを添付するように書いてあるのですが、VTLの人は関係ないので「N/A」を選べば大丈夫です。
すべての入力が完了したら、メールが送られてきます。申請内容が変わったらその都度変更するよう記載があります。このメールをイミグレーションで見せてください、と書いてありますが、自動ゲートで普通に入国できたので、特に何も提示は求められませんでした。
申請を忘れてても、到着時その場で入力すれば問題はないです。
6. シンガポール到着時のPCR検査予約
シンガポールトラベルコンシェルジュから、チャンギ空港に到着した際のPCR検査を予約できます。
ここには、シンガポールへの入国に必要なチェックリスト”Safe Travel Checklist”がまとめてあります。
到着時PCR検査が$160から$125ドルへ値下げされました!そのままフォームにしたがって入力を進めます。そのまま支払いまでできました!
チャンギ空港でCOVID-19 PCR検査を受けるには、このQRコードを提示すればOKです。”Save as Image”を押すと画面全体のスクリーンショットを保存できます。
最後に(参考サイトなど)
長くなりましたが、以上でVTLでのスペイン旅行の完璧です!
調べている時は大変でしたが、一度経験してしまえば、次はどこを確認したら良いか、何を気をつけたら良いかも分かるのでとても良い経験でした〜。
終わってみると意外とあっさりスペイン入国・シンガポール帰国できたので安心しました。また来年VTLで旅行したいと思います!
以下参考サイトです。
みなさんもぜひコロナフリーのスペインへ〜。