長年シンガポールにいるのに一度も行ったことがなかったタイガービール工場ツアーに行ってきました。工場ツアーは事前予約制でなんと1人$20で行くことができます。(チケット購入方法は下に記載しています)
タイガービール工場の場所
場所は中心部(CBDエリア)からタクシーで30分ほど西に進んだトゥアス エリア。地図上ではすぐ隣にマレーシアが見えます。

タイガービール工場のあるトゥアスは工業団地エリアで周りに住宅地などは見当たらず大きな工場ばかりです。
そんな中にタイガービールの工場があります。見た目はそこまで派手ではありませんが、確かにタイガービールツアーと書いてあります。

タイガービール工場ツアーに参加
私たちは一番はじめに到着したようで、建物の中に入り可愛い派手な壁紙の待合室でスタッフさんを待ちます。何人か人が集まり、スタッフさんも待合室にやってきました。

まずは予約名の確認、そしてこちらの機械に参加者全員のID(EP)を入れ登録されます。

登録後、スタッフさんから後で使うビールサンプリング無料券を1人5枚配られます。

登録が終わった人から順に別の待合室へ。こちらにはタイガー(虎)の置物と写真映えグッツがあり、フォトスポットで時間が潰せるようになってました。
こちらを持って虎に乗って写真が撮れます
ツアーの参加者で日本人は私たちだけ、全員で20人のツアーでした。
タイガービールの歴史を学ぼう
全員揃ったところで、ツアー開始です。まずは隣の部屋に移り、大型スクリーンでタイガービールの歴史のビデオをみます。


タイガービールはハイネケン・アジア・パシフィック社から出ているビールブランドで、かつてはアジア・パシフィック・ブリュワリーズ社(APB社)と呼ばれ、オランダのハイネケンとシンガポールのFraser and Neaveとの合弁会社でした。(Fraser and Neaveはシンガポールのポカリ?とも言われる100 Plusやお水のIce Mountainのメーカーです)
ここはタイガービール工場と言うものの、実際はハイネケン・アジア・パシフィック社が出している様々なメーカーのビールが製造されています。
タイガービールはシンガポールの綺麗な水と熱帯気候に合うビールを作ろうというアイディアがきっかけで1932年に誕生したようです。確かにシンガポールの気候にタイガービールは合いますね!
この展示室には大型スクリーンの他にも、タイガービールの缶で作られたマリーナベイサンズや、タイガービールの歴代ボトルやグラス、受賞した時のメダル、昔の広告、昔の工場の写真が展示されています。


どれもヴィンテージスタイルでかわいい!特にグラスはレプリカとして今からでも販売してほしいくらいです。
タイガービールの成分を学ぼう
その後は半外のスペースに移動し、ビールの成分である大麦、ホップ、水についての説明を受けました。”タイガービールはシンガポールの綺麗な水と熱帯熱帯の気候に合うビールを作ろう”と当初の企画していた通り、現在もシンガポールの水を使用し作られているようです!

タイガービールのモニュメントと写真を撮ろう


工場の中庭には大きなタイガービールボトルと昔ビールを運んでいたトラックのレプリカ、昔のタイガービールの看板がありました。ここはみんなで写真タイムです。スタッフの方は写真を撮りたい参加者20人を焦らすことなく、みんなが写真取れるだけの時間をくれました。

タイガービールの工場に潜入しよう
その後は工場内に潜入し、ボトルにビールが詰められベルトコンベアで移動している所と醸造されているタンクをみました。これらの工場内は撮影禁止です。

この日は快晴でした。半外のスペースでのビールの成分説明と工場内見学はすごく暑かったです。工場の見学スペースまでは階段で上り降りするので、暑さもありすごく疲れました。

久しぶりのお出かけで、張り切ってヒールを履いてきたのを後悔!
続いて、室内に戻り工場内でのオペレーション風景をビデオで学びます。ここでやっとクーラーの効いた部屋で座れました!
タイガービールの注ぎ方を学ぼう

そしてツアー最後はタイガービールの美味しい注ぎ方レッスンです。ここではスタッフのお兄さんが出すクイズに正解するとハーフパイントのタイガービールが無料でもらえます。クイズは3つあるので3回チャンスがあります!正解者内2人は実際にビールを注くこともできます。
この部屋にはタイガービール缶で作られたマーライオンやビンテージポスターやビールケースが飾られています。

タイガービールを試飲しよう

最後の最後にお待ちかねの試飲です! 試飲場所はしっかりとしたバーになっています。席に着いたら、ハーフパイントのタイガービールが全員に配られます。こちらを飲み終わったら、一番初めに配られたサンプリング無料券5枚と試飲ビールを交換していきます。


- サンプリング無料券1枚につき試飲ビール120mlと引き換えです
- QRコードで読み取るメニュー内にYESと書いてあるビールが試飲対象です
- タイガービールのみでなく、この工場で作られている様々なビールが試飲できます
- フードメニューはビールのつまみになるようなフライ系がメインです


そして最後に見学日の朝に瓶詰めされたフレッシュなタイガービールが1本お土産にもらえます。
たくさんビールをもらえるのですが、ここで整理↓
- タイガーハーフパイント約1缶とし320ml
- 試飲120ml x 5 = 600ml
- お土産にフレッシュなタイガービール1瓶323mlがもらえます
合計約1,243mlが無料で飲めます!!
工場の見学代が$20なのですごくお得です。
タイガービール工場のお土産を買おう
試飲を楽しんでいると、スタッフさんがお土産コーナーへの呼び込みを始めます。

実はツアー中ガイドのお兄さんたちが着ているタイガーがエンボスされている黒いTシャツをずっと狙っておりました。お土産物コーナーで販売されていたので無事購入!
こちらのお土産物屋さん、ただいまキャンペーンをやっているようで、$60以上の購入者にはタイガービールロゴ入りのお皿セットがもらました。こちらのお皿セットは2021年旧正月の時にレッドマートでタイガービールを箱で購入すると無料でプレゼントされていたものです。友達はその時にゲット済みとのことなので、Tシャツを2人分購入+試飲バーで注文したフード代を足したら$60以上になったので、お皿セットをもらいました。
左上のボトルが本日詰めたてのタイガービールです

タイガービールのお得すぎる試飲はもちろん、貴重な展示品の鑑賞や歴史を学べとても楽しめました!
タイガービール工場見学のチケット購入方法
こちらのURLからアクセス、アルコール関連のウェブサイトの為、生年月日の入力が必要です。Tour Bookingから希望日を選びます。現在は金曜〜日曜日しかツアーを行っていないようです。ツアーの回は1日5回あり、好きな時間を選べます。代表者の名前だけで予約できます。

現在は1グループ20人なようで、予約時に何人予約済みかわかるようになっています。画像は10月1日の予約ですと5スロット、全て0人予約となってます。
タイガービール工場見学の余談
タイガービール工場行き帰りの注意点
見学時間は45分から1時間、試飲時間は1時間30分ほどでした。移動時間はタクシーで片道30分、シンガポール中心部から$30-35でした。
郊外にあるため、帰りのタクシーが捕まりにくいです。後に予定は入れない方がよさそうです。
タイガービール工場とコロナ規制
実はタイガービール工場見学に行こうとしたのは5月中旬、予約がいっぱいで6月に予約をいれました。しかしそこからコロナ規制で飲食店閉鎖、リスケしたのですがまた閉鎖が続き8月にようやく行けることになりました!
コロナ規制のための日程変更でしたので、こちらから問い合わせなくてもタイガービール工場のスタッフさんからメールがあり、日程変更できました。先方から動いてくれるのはありがたいです。
ビール好きの人はこちらもご覧ください
タイガービール工場ツアー基本情報
タイガービール工場ツアー予約サイト TIGER BEER | HOME